SPI "War in Europe" (WEU) 5th Edition

トップページに戻る

" War in the East"発売と、その後の経過

  1. 1974年、第二次大戦・東部戦線のキャンペーンゲームとして「War in the East」をSPI社が発売（初版）
  2. 1976年、西部戦線・アフリカ戦線・ヨーロッパ戦線を含めた4分冊の「War in Europe」をSPI社が発売（実質上の「War in the East第2版」とも称される)
    1. 1977年、「第一次世界大戦拡張モジュール：FIRST WORLD WAR GAME MODULE (SPI) 」をSPI社が発売
    2. 1981年、「War in Europe」に「分冊なしの日本語ルールブック(初版ピンク本)」を付属させてHJ社が輸入販売
    3. 1983年、SPI倒産
    4. 1985年、「War in Europe日本語版」をHJ社が発売。この時、再翻訳の上で、輸入販売で付属していた先の「分冊なしの日本語ルールブック(初版:ピンク本)」を修正し、「4分冊の日本語ルールブック第2版」とする。
    5. 1986年、HJ社発刊の『タクテクス』26号にて「よみがえれ大巨人」が掲載される 。
    6. 1987年、翔企画発刊の『シミュレーター（新）』９号～16号にて「ビッグゲームマスター講座『第二次欧州大戦』コース」が連載される。
    7. 1996年11月、Grognard.com: Wargames by Title/Series/Publisher: Wにおいて "KANSAS CITY GROUP REVISED ERRATA FOR SPI'S WAR IN EUROPE Revision 2, June 1984"が公開される。 　
  3. 1999年、「War in Europe Revised Edition」をDG社が発売（実質上の「War in the East第3版」。４分冊のルールを統合/整理すると共に、DG社オリジナル追加ユニットと関連ルール追加）
  4. 期日未定、新版「War in Europe Revised Edition」をDG社が発売予告－ Pre-Order受付中を確認 （03/Jul./2023）

販売経過一覧表 
No. 年 タイトル 英語  日本語(HJ) Unit Counter
1 1974 War in the East SPI初版 － SPI初版
2 1976 War in Europe SPI第2版 4分冊 HJ和訳初版ピンク本 SPI第2版
3 1985 War in Europe 日本語版 － HJ和訳第2版ルールブック SPI第2版
4 1999 War in Europe Revised Edition(第3版) DG 統合2分冊
独自追加ルール 第3版		 － DG第3版
5 期日未定 新版War in Europe DG 統合2分冊
独自追加ルール 第4版		 － DG第4版

DG社版のRevised Edition(第3版)について　～なぜ「第5版」なのか～

(31/Dec./2023 修整)
　DG社版のRevised Editionルールは、「第２版のルールが４分冊であちこちを同時に読まなければならなかった」ものを「整理・統合」した形になっており、「実質上の第3版」と言って良い。
　販売当初はDG社のホームページ上に個別のWAR IN EUROPE専用ページが作製され、そこからルールやエラータをダウンロードできた。しかし現在はDG社ホームページのE-Rules – Decision Gamesに集約され、そのタブ中のOthersからWIE最新ルールやエラータをダウンロードできるようにホームページそのものが仕様変更がなされている。現在の最終公開日は1/27/04(27/Jan./2004)。ルールブックも追加ルールもZIPフォルダ・ファイルとなっており、中身はrtf形式ドキュメントファイルである（"このファイルは安全にダウンロードできません"と表示されてダウンロードできない場合、"ゴミ箱"の横にある"…"から"保存"を選択し、更に"保持する"を選択するとダウンロード可能である。"ブラウザの警告は正しい反応"だが、ここに存在するファイルは何も問題の無い"無害なファイル"であり、悪さをすることはないので安心してダウンロードして欲しい）。

DG社第３版ルールの翻訳について

　実のところ、私自身01/Jul./2023 までGrognard.com: Wargames by Title/Series/Publisher: Wの存在がわからなかった。"KANSAS CITY GROUP REVISED ERRATA FOR SPI'S WAR IN EUROPE Revision 2, June 1984"がインターネット上に公開されたのは1996年のことで、1985年時点の日本語版を作製している頃はインターネットもまだ存在していなかったことから、誰もエラータの存在すらわからなかったことだろう。その結果、日本語版には彼らによって示されたエラータが一切反映されてはいない。DG社版のRevised Editionルールには、"KANSAS CITY GROUP REVISED ERRATA FOR SPI'S WAR IN EUROPE Revision 2, June 1984"が反映されている。
　 "KANSAS CITY GROUP REVISED ERRATA FOR SPI'S WAR IN EUROPE Revision 2, June 1984"により、具体的に「第２版をもとにして、どこがどのように変更されたという一覧が示されている」ことになるので、第２版での訂正追記箇所を洗い出すことができるだろう。
　「Revised Editionの日本語への翻訳」を考えるに当たっては、「HJ社より発売された『和訳第2版ルールブック』を同様に再整理する」ことが早道だろう。これに"KANSAS CITY GROUP REVISED ERRATA FOR SPI'S WAR IN EUROPE Revision 2, June 1984"を翻訳して、整理後の第３版に追加訂正を反映させると良い。この方法ならば元々の英語版購入者でなくてもできそうだ。

※Grognard.com: Wargames by Title/Series/Publisher: Wの本来のトップページであるGrognard.com - Latest War Game Reviews, Replays, Updates and Info - Grognard.comから行こうとするとスクリプトエラーになってたどり着けない。そのため直リンクからどうぞご覧あれ。

DG社第３版Unit Counterについて

　DG社第3版では、「各国軍にDG社オリジナル追加ユニットがあり、それらの部隊のためのオプションルールが追加」されている。その過程で、「追加部隊ユニットだけの追加シートを新たに作る」という方法をとれば間違いが発生しなかったのに、「既存のシートを修整してしまったことで結果的に既存ユニットの欠落」という事態を招き、「欠落を回復させるための追加ユニットシート別に作成する」という本末転倒の事態となった。「第2版のユニット群が無効になったわけではない」ので、「本来の追加ユニット群を自作」することで第2版の所有者も第3版との整合性はとることができる。このことは同時に、「HJ社から発売された和訳第2版所有者も、『本来の追加ユニット群を自作』することで第3版との整合性はとることができる」ことを示している。

　結局、これまでの経過から「新たな形」をめざすとしたならば、トータルに考えて「第5版」を語るのが適当である、と考えた。
第5版として追加／変更すべきルールやエラータ等は以下の通りである(掲載分は太文字。随時追加発表の予定)。
  1. 諸表に関する事項
    1. 戦略過程表追加事項(月齢・二十四節気・地域別天候状況) ：一部修正03/Jul./2023
    2. 移動に関する地形効果表:Movement Cost:MC(Mv.mode:ON Rail or Road/Dp.mode:No-Rai or No-Road) and ZOC (Draft4.2) (18/Jun/2024修整)
    3. 戦闘に関する地形効果表:Combat Effect(Mv.mode:ON Rail or Road/Dp.mode:No-Rai or No-Road)(Draft4.2) (18/Jun/2024修整)
    4. 艦船能力一覧表(NAVAL Unit Ability Chart)(Draft4.2) (12/Oct./2025)
    5. 戦闘結果表(Combat Result Table：CRT)(Draft)
  2. 地図に対する修整事項 ：(高精細地図を追加：15/Aug./2023 )
    1. 地図連結時に「地形が異なるヘクス」の扱い(18/Jul./2025一部追加修整)
    2. Road(道路)
    3. Beach(砂浜：上陸陸可能海岸)
    4. RailRoad(鉄道)
      1. 北アフリカの鉄道
    5. Major River(大河川)
    6. 「マジノ要塞線」に関する修整 (『タクテクス』26号掲載「よみがえれ大巨人」より)
    7. 「分割線」の追加
    8. デンマークの鉄道と橋(18/Jun/2024修整)
      1. デンマークについて追加変更事項(29/Jun/2024一部修整)
      2. 「修正済みデンマーク領域試作地図高精細第4-6版」　(18/Jul./2024修整)
    9. ノルウェーの飛行場と小規模港湾(09/Nov./2025追加修整)
    10. 凍結港
    11. 油送パイプライン
    12. 「地図K」の追加
    13. 新たな「地形効果表(TEC:Draf 4.2)」 (18/Jun/2024修整)
      1. 移動に関する地形効果表:Movement Cost:MC(Mv.mode:ON Rail or Road/Dp.mode:No-Rai or No-Road) and ZOC (Draft4.2) (18/Jun/2024修整)
      2. 戦闘に関する地形効果表:Combat Effect(Mv.mode:ON Rail or Road/Dp.mode:No-Rai or No-Road) (Draf4.2) (18/Jun/2024修整)
  3. 独自追加/訂正事項 (随時掲載)
    1. スタック制限の見直し(07/Jan./2025追加)
    2. ゲームターン構成の変更
      1. ゲームターン再構成"Game Turn" Re-structure.(26/May./2025追加)
        1. なぜゲームターン構成の変更に至ったか
        2. [4.2]ゲームターン構成
        3. [4.21]ゲームターン構成の詳細
        4. ソビエト軍プレイヤーターンの可変性
        5. なぜ「行動ステップ：Action Step」という考え方に至ったのか＝シミュレーション・システムとして、どこまで細分化すべきなのか
        6. 許容移動力：MAの根拠となるべきもの
      2. ソビエト軍プレイヤーターンの可変性(後日掲載)
    3. 制圧地域:Zone Of Control(ZOC) の見直し(28/Apr./2025一部追加修整)
      1. ZOC展開表：ZOC_2.5 Ed.pdf(28/Apr./2025一部追加修整)
      2. 「ZOC展開表」を読み解く
        1. ZOC展開の源泉は何か：スタック規模こそがZOC展開を決定づける
        2. 地形がZOCに与える影響：ZOC展開の可否
        3. ZOC展開の３段階
        4. 複数ヘクスによる影響
        5. ZOCの離脱と侵入：移動の３段階
        6. 同一ヘクス迂回移動
        7. 「ZOC展開強度」判断のタイミング
    4. 陸上戦闘
      1. 戦闘隊形と戦闘状況(21/May./2025追加修整)
        1. 戦闘隊形決定表(Combat Mode Matrix:CMM)：CMM_3.pdf (21/May./2025追加)
        2. 戦闘状況決定表(Combat Situation Matrix:CSM)：CSM_3.pdf(21/May./2025追加)
          1. なぜCMM＆CSMの作成に至ったのか
          2. 戦闘の発生条件と部隊のヘクス内での位置
          3. 戦場の非対称性
          4. 攻撃力の算定
          5. 防御力の算定
          6. 複数ユニット・複数へクスの交戦
          7. 隣接ヘクス戦闘と戦闘解決のタイミング
          8. 同一ヘクスBT/BP戦闘と戦闘解決のタイミング
      2. 準備砲撃:Artillery Preparation Fire
      3. 戦闘結果表:Combat Result Table:CRT
    5. 鉄道に関する見直し
      1. 陸上鉄道
      2. 鉄道橋
      3. 鉄道フェリー
        1. 大規模フェリー港湾
        2. 小規模フェリー港湾
      4. 鉄道の状態
        1. 自国レール
        2. 敵国レール
        3. 中立レール
        4. 鉄道フェリー
      5. 鉄道移動
        1. 警備列車(進軍列車)
        2. 装甲列車
        3. 兵員・装備輸送列車
        4. 鉄道フェリー
      6. 鉄道の占領
        1. 鉄道路線
        2. 鉄道フェリー
        3. 鉄道車両/船舶の捕獲
          1. 都市(鉄道基地)
          2. 鉄道分岐点(操車場)
          3. 鉄道フェリー
        4. 降伏後の鉄道利用
      7. 鉄道に対する破壊活動
        1. 鉄道の破壊段階
        2. 大規模戦闘部隊(大隊以上・小規模パルチザン部隊以上)による破壊活動
        3. 小規模部隊（中隊以下・パルチザン基礎部隊）による破壊活動
        4. 戦術爆撃
        5. 戦略爆撃
        6. 鉄道橋の破壊
        7. 鉄道修復部隊(鉄道修復)
      8. 新たな鉄道敷設
        1. 鉄道修復部隊(鉄道敷設)
          1. 地図上に示された新規敷設(未開通)鉄道
          2. 地図上に示されていないプレイヤー独自の新規敷設鉄道
      9. ヨーロッパゲージ標準軌とロシアンゲージ（広軌）
        1. 交換駅での積み替えの必要性
        2. ゲージ交換駅
          1. ポーランド国内の鉄道
          2. フィンランド/スウェーデン国内の鉄道
          3. ルーマニア国内の鉄道
          4. トルコ国内の鉄道
          5. イラン国内の鉄道
          6. 鉄道フェリー
        3. 異なるゲージ用鉄道車両の捕獲
          1. 都市(鉄道基地)
          2. 鉄道分岐点(操車場)
          3. 鉄道フェリー
        4. 鉄道修復部隊 (ゲージ変換)
      10. 鉄道修復部隊
        1. 鉄道修復
        2. 鉄道敷設
        3. ゲージ変換
    6. 航空輸送(空輸・強行着陸・空挺降下)に関する見直し
      1. 空輸 Air Transport
        1. 空輸とは何か
        2. 空輸(飛行場・野戦飛行場)
        3. 空輸可能な部隊
          1. 空挺師団
          2. 山岳師団
          3. 空輸師団
          4. 軽歩兵師団
        4. 空輸戦闘
          1. パラシュート降下 Parachute Landing
          2. グライダー着陸 Glider Landing
          3. 輸送機着陸 Transport Plane Landing
          4. 輸送機の損失
        5. 補給
      2. 強行着陸 Forced Landing
        1. 強行着陸とは何か
        2. 強行着陸(飛行場・野戦飛行場)」
        3. 強行着陸可能な部隊
          1. 空挺師団
          2. 山岳師団
          3. 空輸師団
          4. 軽歩兵師団
        4. 強行着陸戦闘
          1. パラシュート降下 Parachute Landing
          2. グライダー着陸 Glider Landing
          3. 輸送機着陸 Transport Plane Landing
          4. 輸送機の損失
        5. 補給
      3. 空挺降下 Airborne Drop
        1. 空挺降下とは何か
        2. 空挺降下(飛行場・野戦飛行場・降下拠点)
        3. 空挺降下可能な部隊
          1. 空挺師団
          2. 山岳師団
          3. 空輸師団
          4. 軽歩兵師団
        4. 空挺降下戦闘
          1. パラシュート降下 Parachute Landing
          2. グライダー着陸 Glider Landing
          3. 輸送機着陸 Transport Plane Landing
          4. 輸送機の損失
        5. 補給
      4. 飛行場に対する破壊活動
        1. 飛行場の破壊段階
        2. 大規模戦闘部隊(大隊以上・小規模パルチザン部隊以上)による破壊活動
        3. 小規模部隊（中隊以下・パルチザン基礎部隊）による破壊活動
        4. 戦術爆撃
        5. 戦略爆撃
        6. 飛行場の修復
    7. 海上輸送・強襲上力に関する見直し
      1. 艦船能力一覧表(NAVAL Unit Ability Chart)(Draft4.2) (12/Oct./2025)
        1. 初期配置及び増援表に対する修整
          1. ドイツ軍
          2. イギリス軍
          3. ソ連軍
      2. 海上輸送
        1. 海上輸送可能な場所
          1. 海
          2. 運河
          3. 大規模河川
          4. 港湾
            1. 一般港湾（大規模港湾・小規模港湾）
            2. フェリー港湾（大規模フェリー港湾・小規模フェリー港湾）
            3. 港の位置
              1. 臨海港
              2. 内陸港
          5. 上陸可能海岸
        2. 海上輸送とは何か
          1. 友軍港
          2. 敵軍港
          3. 中立港
        3. 艦鉛輸送能力
          1. SURF
          2. TRANCE
          3. AMPF
      3. 強襲上陸 (上陸可能海岸)
        1. 強襲上陸とは何か
        2. 強襲上陸(港湾・上陸可能海岸)
        3. 強襲上陸用艦船
          1. ドイツ軍MFP
          2. イギリス軍LSI
          3. イギリス軍LCT
          4. アメリカ軍LST
          5. ソ連軍Bolinder
        4. 強襲上陸戦闘
          1. 上陸戦闘
          2. 第１波
          3. 後続波
          4. 強襲上陸用艦船の損失
        5. 上陸地点に対する補給
      4. 舟艇機動
        1. 舟艇機動とは何か
        2. 舟艇機動(港湾・上陸可能海岸)
        3. 舟艇機動用艦船
          1. ドイツ軍MFP
          2. イギリス軍ALC
          3. ソ連軍Bolinder
      5. 緊急輸送
        1. 緊急輸送とは何か
        2. 緊急輸送(港湾・上陸可能海岸)
      6. SURF動向監視
        1. 沿岸監視
        2. 航空哨戒
        3. 外国公館情報(大使館・領事館・武官活動)
      7. 港湾に対する破壊活動
        1. 港湾の破壊段階
        2. 大規模戦闘部隊(大隊以上・小規模パルチザン部隊以上)による破壊活動
        3. 小規模部隊（中隊以下・パルチザン基礎部隊）による破壊活動
        4. 戦術爆撃
        5. 戦略爆撃
    8. 補給に関する見直し
      1. 補給拠点
        1. 陸上輸送(鉄道・道路・一般輸送)上陸拠点
        2. 海上輸送(港湾・上陸拠点)
          1. 一般港湾（大規模港湾・小規模港湾）
          2. フェリー港湾（大規模フェリー港湾・小規模フェリー港湾）
          3. 上陸拠点(上陸海岸)
        3. 空輸(飛行場・野戦飛行場・降下拠点)
    9. 戦術航空基地（空港、陸上野戦飛行場、水上機飛行場）
    10. イギリス軍航空母艦（CV Air Point）
    11. 戦術航空機の航続距離と戦闘能力
      1. 戦闘機
      2. 大型輸送/爆撃機
    12. 「国家(政府)」に関するルール（降伏・亡命政府・解放）
    13. 戦力低下:Step Loss(29/Nov./2025内容を刷新)
      1. 戦力段階をなぜ反映させたかったのか
      2. 戦力段階を表す方法
      3. 「戦力段階表」が目指すもの
      4. 終わりに～「戦力段階一覧表」だけでは再現できないこと
      5. 戦力段階一覧表
        1. ドイツ軍戦力段階一覧表(6th.Ed.)
        2. イギリス軍戦力段階一覧表(5.1 Ed.)
        3. フランス軍戦力段階一覧表(5th Ed.)
        4. ソビエト軍戦力段階一覧表
        5. イタリア軍戦力段階一覧表
        6. アメリカ軍戦力段階一覧表
        7. 枢軸軍中小国戦力段階一覧表
        8. 連合軍中小国戦力段階一覧表
        9. 中立国軍戦力段階一覧表
          1. スカンジナビア三国の戦力段階一覧表(03/Nov./2025)
      6. 「戦力段階一覧表」の二次利用について
    14. ドイツ軍について
      1. ドイツ軍装甲師団の再編成（1939～1941）(17/Dec./2024一部訂正)
        1. はじめに：WEUでのドイツ軍装甲師団戦闘力算定の仕組みについて
        2. ドイツ軍装甲師団配備･改編状況（1939～1941）
        3. ドイツ軍「1939年型装甲師団」の再編成(1939～1941)に関する特記事項
          • 第10装甲師団/Div.Kempの再編成(1939)
          • 第９(第４軽)装甲師団の戦車部隊(1940)
        4. ドイツ軍装甲師団の再編成の実現を目指して
      2. ドイツ軍装甲師団の再編成（1939～1941）Ⅱ(04/Dec./2025追加)
        1. ドイツ軍の再編成及び増援(1940)日付順一覧表
          • 11.Pz.Dv.
          • 12.Pz.Dv.
          • 13.Pz.Dv.
          • 14.Pz.Dv.
          • 15.Pz.Dv.
          • 16.Pz.Dv. & 16.Inf.Dv.(mot.)
          • 17.Pz.Dv.
          • 18.Pz.Dv. & 14.Inf.Dv.(mot.)
          • 19.Pz.Dv.
          • 20.Pz.Dv.
        2. オリジナル・ルール見直しの必要性
        3. ドイツ軍装甲師団の再編成の実現を目指して
      3. ドイツ軍師団の再編成（1939～1941）Ⅲ(10/Dec./2025追加)
        1. ドイツ軍の再編成及び増援(1940)日付順一覧表
          • 60.Infanterie-Division (mot.)
          • 4. Gebirgs-Division
          • 5. Gebirgs-Division
          • 3.Infanterie-Division (mot.)
          • 18.Infanterie-Division (mot.)
          • 36.Infanterie-Division (mot.)
          • 111.Inf.Dv.
          • 10.Infanterie-Division (mot.)
          • 25.Infanterie-Division (mot.)
          • 112.Inf.Dv.
        2. オリジナル・ルール見直しの必要性
        3. ドイツ軍師団の再編成の実現を目指して
      4. ドイツ軍歩兵師団（1939～1941）
        1. はじめに：WEUでのドイツ軍歩兵師団戦闘力算定について
        2. 「ドイツ軍猟兵師団」・「擲弾兵師団」とは何か(12/Oct./2025追加)
        3. 「1941年11月の独ソ戦開始後の大再編」(27/Nov./2025追加)
        4. 「ドイツ軍戦闘段階一覧表」の活用
        5. 終わりに～「戦力段階一覧表」では再現できないこと
      5. ドイツ軍第１騎兵師団（1939～1941）(27/Nov./2025追加)
        1. はじめに：WEUでのドイツ軍歩兵師団戦闘力算定について
        2. 1939年開戦時の兵力
        3. 1939年10月の再編
        4. 1941年3月の再編
        5. 1941年11月の再編
        6. 「ドイツ軍戦力段階一覧表」の活用について
        7. 終わりに～「戦力段階一覧表」では再現できないこと
    15. イギリス軍師団の変遷(1939～1945)(27/Oct./2024一追加)
      1. はじめに：WEUでのイギリス軍師団戦闘力算定の仕組みについて
      2. 1939年型イギリス軍編制
      3. 1941年型イギリス軍編制
      4. 1942年型イギリス軍編制
      5. 1943年型イギリス軍編制
      6. 1944年型イギリス軍編制
      7. オリジナルルールの問題点
      8. 終わりに～「イギリス軍戦力低下一覧表」において再現できないこと
    16. フランス陸軍について(04/Dec./2024追加)
      1. はじめに：WEUでのフランス陸軍部隊について
      2. フランス軍の編成を見る上で注意すべきこと
      3. フランス軍のための部隊数計算表(28/Jan./2025一部修正)
      4. 終わりに～「フランス軍戦力低下一覧表」において再現できないこと
    17. ソビエト軍について
    18. イタリア軍について
    19. 自由ポーランド軍(1940)
    20. 特殊兵科に関する特別ルール
      1. 移動補給部隊
        1. 輸送モード
        2. 連絡線の維持
        3. 補給線の維持
        4. 補給拠点の設置
        5. 補給拠点設置後の補給規模(補給段階)の変化
        6. 孤立
        7. 移動に対する影響
        8. 戦闘に対する影響
        9. 降伏に対する影響
        10. 捕獲
      2. 空挺師団
        1. 空挺師団・旅団・連隊・大隊・中隊
        2. 空挺降下
        3. 空輸(飛行場・野戦飛行場・降下拠点)
        4. 補給
        5. 各国の空挺師団
      3. ドイツ軍空輸師団
        1. 空輸連隊・大隊・中隊の能力
        2. 空挺降下
        3. 空輸(飛行場・野戦飛行場・降下拠点)
        4. 補給
        5. 各国の空輸師団
      4. 山岳師団
        1. 山岳連隊・大隊・中隊 の能力
        2. 空挺降下
        3. 空輸(飛行場・野戦飛行場・降下拠点)
        4. 補給
        5. 各国の山岳師団
      5. 軽歩兵師団
      6. 警備師団
      7. 守備師団/旅団
      8. 騎兵師団/旅団
    21. 部隊生産と野戦補充の見直し
    22. ヘクス内の拠点(設備)に関する追加事項
      1. 都市
      2. 生産関係拠点
      3. 要塞
      4. 飛行場(空港)
      5. 鉄道/道路
        1. 鉄道/道路分岐点
        2. 鉄道/道路橋
        3. 鉄道/道路トンネル(隧道)
      6. 港湾
        1. 一般港湾（大規模港湾・小規模港湾）
        2. フェリー港湾（大規模フェリー港湾・小規模フェリー港湾）
  4. 独自追加シナリオ
    1. はじめに
      1. 「09/1939サイクルまでのドイツ軍生産開始部隊」の登場時期の確認
    2. 1940「ヴェーゼル演習」
      1. Operation Weserübung-Süd「南部ヴェーゼル演習＝デンマーク占領作戦」
        1. 「南部ヴェーゼル演習」シナリオ(25/Oct./2025加筆訂正)
          1. 「南部ヴェーゼル演習」シナリオ OOB
            • SPI ｢War in Europe｣での「デンマーク戦」の扱い
            • Order of Battle:ドイツ軍
            • 「南部ヴェーゼル演習シナリオ」用追加特別ルール一覧
            • "「南部ヴェーゼル演習」シナリオOOBおよび特別ルール"の二次利用について
            • なぜ「南部ヴェーゼル演習シナリオ」はシナリオ・デザインから無視されたのか
          2. 「南部ヴェーゼル演習シナリオ」用追加特別ルール
        2. ヒストリカル・コメント (28/Dec./2024一部追加)
          • 始めに
          • 「南部ヴェーゼル演習＝デンマーク占領作戦」に準備された陸軍部隊
          • 第170･第198歩兵師団について(28/Dec./2024追加)
          • 「第11自動車化歩兵旅団」について
          • 「ドイツ海軍所属の上陸用舟艇：MaineFahrPrahm(MFP)初期試作型」
          • 史実としての戦況
      2. Operation Weserübung-Nörd「北部ヴェーゼル演習＝ノルウェー占領作戦」(作成中)
        1. 「北部ウェーゼル演習」シナリオ
          1. 「北部ウェーゼル演習」シナリオ OOB(25/Oct./2025)
            1. SPI ｢War in Europe｣での「ヴェーゼル演習」の扱い
            2. 「北部ウェーゼル演習」Order of Battle:ドイツ軍(25/Oct./2025)
            3. ドイツ軍補給網(27/Oct./2025)
            4. 「北部ウェーゼル演習」Order of Battle:連合軍(06/Nov./2025)
            5. 連合軍補給網
            6. ノルウェー
              1. ノルウェーの中立性
              2. ノルウェー軍歩兵師団<3-4> Inf.Dv.に対する修整(03/Nov./2025)
              3. スウェーデン軍カラー完全ブランクユニットの活用について(03/Nov./2025)
              4. ノルウェー軍の初期配置(03/Nov./2025)
              5. ノルウェーに関するヒストリカル・コメント
              6. スカンジナビア三国の戦力段階一覧表(03/Nov./2025)
              7. ノルウェー王室と脱出経路
              8. ノルウェー降伏後のノルウェー国内施設や領土の支配権
            7. スウェーデン
              1. スウェーデンの中立性
              2. スウェーデン軍歩兵師団の戦力段階
              3. スウェーデン軍の初期配置 (第二次欧州大戦開戦時／冬戦争開戦時／ノルウェー侵攻後)
              4. スウェーデン王室と脱出経路
            8. What If
            9. 「北部ヴェーゼル演習シナリオ OOB」によって何が変わるのか
            10. 「北部ヴェーゼル演習シナリオ」用追加特別ルール一覧
            11. "「北部ヴェーゼル演習」シナリオOOBおよび特別ルール"の二次利用について
        2. 「北部ヴェーゼル演習」ヒストリカル・コメント
        3. 艦船能力一覧表(NAVAL Unit Ability Chart)(Draft4.3) (25/Oct./2025)
          1. 初期配置及び増援表に対する修整
            1. ドイツ軍
            2. イギリス軍
            3. ソ連軍
          2. 舟艇機動
            1. ドイツ軍MFP
            2. イギリス軍ALC
          3. 海軍ユニットの転用
        4. イギリス海軍
          1. イギリス軍空母
          2. 本国艦隊：A Force
          3. ジブラルタル艦隊：H Force
        5. ノルウェー派遣連合軍部隊
          1. イギリス軍
          2. フランス軍
          3. 自由ポーランド軍
          4. 補給策源地の設定と上陸海岸に対する小型上陸用舟艇による海上補給線
        6. ドイツ軍
          1. ドイツ軍空挺部隊
          2. ドイツ軍山岳師団の空輸と空挺降下
          3. ドイツ軍猟兵師団(軽歩兵師団)の空輸
          4. ドイツ軍の補給状況
            1. 補給策源地の設定
            2. 輸送機による航空補給線 (飛行場・降下拠点)
            3. 各種艦船による海上補給線
            4. スウェーデン国内鉄道経由による鉄道補給線(鉄道フェリーを含む)
    3. 1940「黄色の場合」
      1. はじめに
      2. 1940「黄色の場合：オランダ」
        1. はじめに
        2. ドイツ軍
          1. ドイツ軍空挺部隊
          2. ドイツ軍空輸師団
          3. ドイツ軍の初期配置
        3. オランダ
          1. オランダ軍の初期配置
          2. オランダ軍の戦力段階
          3. オランダ王室と脱出経路
      3. 1940「黄色の場合：ベルギー」
        1. はじめに
        2. ドイツ軍
          1. ドイツ軍空挺部隊
          2. ドイツ軍の初期配置
        3. ベルギー
          1. ベルギー軍の初期配置
          2. ベルギー軍の戦力段階
          3. エバン・エマール要塞
          4. ベルギー王室と脱出経路
      4. 1940「黄色の場合：フランス'40」
        1. はじめに
        2. ドイツ軍
          1. ドイツ軍の初期配置
          2. ドイツ軍の補給に関する特別ルール (ガソリンスタンドの活用)
        3. イギリス軍
          1. イギリス軍の移動制限
          2. イギリス軍増援とその配備
          3. イギリス軍の補給に関する特別ルール (4ガロン:18ℓ標準缶の活用)
          4. ノルウェー情勢
          5. 大陸派遣軍：BEF
        4. フランス
          1. フランス軍の移動制限
          2. フランス軍増援とその配備
          3. フランス軍の補給に関する特別ルール (15ℓ丸型標準缶の活用)
          4. ノルウェー情勢
          5. フランスの降伏条件
    4. 1939「白色の場合」
      1. はじめに
      2. ドイツ軍
        1. ドイツ軍の初期配置
        2. ドイツ軍の補給に関する特別ルール (ドイツ標準缶:20ℓ缶の活用)
      3. ポーランド
        1. ポーランド軍の戦力段階
        2. ポーランド政府と脱出経路
      4. ソ連邦の中立性
        1. 1939年9月のソ連軍
        2. ソ連軍の初期配置
        3. ソ連軍軍管区とポーランド侵攻部隊
      5. ハンガリーの中立性
      6. ルーマニアの中立性
      7. リトアニアの中立性
      8. フランス
        1. フランス軍の移動制限
        2. Plan R4
      9. イギリス
        1. イギリス軍の移動制限
        2. Plan R4
    5. 1939「冬戦争」
      1. はじめに
      2. ソ連軍
        1. 1939年9月のソ連軍
        2. ソ連軍の初期配置
        3. ソ連軍軍管区と増援部隊
      3. フィンランド
        1. フィンランド軍の戦力段階
        2. フィンランド政府と脱出経路
      4. スウェーデンの中立性
      5. ノルウェーの中立性
      6. フランス
        1. フランス軍の移動制限
        2. Plan R4
      7. イギリス
        1. イギリス軍の移動制限
        2. Plan R4
    6. 1939キャンペーン
      1. はじめに
      2. イギリス軍
        1. イギリス軍増援とその配備(イギリス軍の再編成)
        2. イギリス軍の移動制限
        3. 大陸派遣軍：BEF
        4. イギリス植民地軍
        5. イギリス軍の補給に関する特別ルール
          1. イギリス軍4ガロン標準缶:18ℓ標準缶
          2. ドイツ標準缶:20ℓ缶の捕獲とジェリ缶配備
        6. Plan R4
      3. フランス軍
        1. フランス軍増援とその配備(フランス軍の再編成)
        2. フランス本土国内軍
        3. フランス植民地軍
        4. フランス軍の移動制限
        5. フランス軍の補給に関する特別ルール (15ℓ丸型標準缶の活用)
        6. Plan R4
  5. 既存ユニットへの訂正/追加を含む新たなユニット一覧
    1. 各国共通(26/Nov./2025追加)
      1. 初期戦闘力(完全戦闘力)が小数値となる戦闘力を持つ部隊
      2. 無線装備や補給段列を欠いた部隊
      3. 騎兵部隊の許容移動力(MA)の一律変更
      4. 移動補給部隊ユニットの一律変更
      5. 空軍ポイントの一律変更
    2. ドイツ軍
      1. 既存ユニットの転用
        1. <6-5> Inf.Dv.の一部転用(15/Nov./2025修整)
          • 空輸師団に対するコメント
          • 山岳師団に対するコメント
        2. <7-5>Ab.Dv.の修整転用(15/Nov./2025追加)
        3. <2-5>Ab.Rg.の修整転用(15/Nov./2025修整)
          • 空挺部隊に対するコメント
        4. <3-8>Pz.Bdの廃止転用
          • 戦車KG/装甲車.KGに対するコメント
        5. <2-3>Cav.Dv.の修整(19/Nov./2025修整)
          • 騎兵師団に対するコメント
        6. AMPHの転用
      2. 新たに追加するべき部隊
    3. イギリス軍
      1. 既存ユニットの転用
        1. イギリス軍自動車化歩兵旅団／歩兵旅団・空挺旅団・空挺大隊
        2. イギリス軍空軍ポイント／空母空軍ポイント
        3. イギリス軍上陸侵攻ポイント（連合軍共通AMPH）⇒「AMPF(LSI)」・「AMPF(LCT)」・「AMPF(LST)」
      2. 新たに追加するべき部隊
        1. イギリス軍艦隊マーカー
    4. フランス軍
      1. 既存ユニットの転用
      2. 新たに追加するべき部隊
        1. フランス軍艦隊マーカー
      3. フランス軍騎兵科部隊と騎兵科補充ポイント(CMR)の扱い
    5. アメリカ軍
      1. 既存ユニットの転用
      2. 新たに追加するべき部隊
    6. ソ連軍
      1. 既存ユニットの転用
      2. 新たに追加するべき部隊
        1. AMPF Bolinder/AMPF S-Bolinder
    7. ノルウェー軍
      1. ノルウェー軍歩兵師団<3-4> Inf.Dv.に対する修整(03/Nov./2025)
      2. スウェーデン軍カラー完全ブランクユニットの活用について(03/Nov./2025)
  6. 登場ユニット能力一覧表
  7. 「PC版WEU」について

追記：
　いつのまにか「独自追加ルール」の項目が増えてしまった。全ては「"1940「ヴェーゼル演習」シナリオ"を機能させる」ことを考えての結果である。
　OOBの作製などと様々な作業を進める内に、上陸地点との補給ルールや鉄道支配/修復ルールなど「基本設計に関わる見直し」が必要なことに気がついた。先の2点から始まり、諸々のルールを全て点検し、考え直さなければならないことも判った。"War in the East"の基本設計をそのままにして"War in Europe"へと拡張しようとしたことに、多くの問題の根源があると思われる。基本設計から考え直すとなると、それ相当の時間がかかる。「独自追加ルール」の項目が増えたのは、それらの課題解決ができたからではなく、「『解決すべき課題』を見出した結果である」とご理解いただきたい。

"1940「ヴェーゼル演習」シナリオ"作製に関わるこのホームページ内容の二次利用について

　「ノルウェー国内の地図に関する課題」は30/May/2024までの追記でほぼ解決できたと思われます。同様に、「デンマーク国内の地図に関する課題」ついても、29/Jun/2024までの修整によりほぼ解決できたと思われます。これを元に「"1940「ヴェーゼル演習」シナリオ"のための追加ルール」は誰もが自由にHome Maid Ruleとして作成し、公表していただいてかいません。但し、Home Maid Rule作成者は事後の質問対応などを自ら行ってください。このホームページで公表した内容に関するものついてのみ質問対応を行います。
トップページに戻る