SPI "War in Europe" (WEU) 5th Edition
Rule Addendum：
戦闘隊形と戦闘状況:
Combat Mode & Combat Situation

なぜCMM＆CSMの作成に至ったのか

戦闘の発生条件と部隊のヘクス内での位置

1. 互いが隣接するヘクスにある場合、防御側部隊のいるヘクスは、攻撃側部隊が侵入可能な地形であるか。
   1. 防御部隊のいる隣接ヘクスBT/路上に対して侵入可能な部隊のみが「隣接攻撃」が可能である。「隣接攻撃」には、次の2種類がある。
      1. 「展開移動(Dp.mode:No-Rai or No-Road)」により、侵入可能BTへの攻撃(Attacker Entries BT off-road: Attacker off-road)
         ⇒隣接ヘクスBTに対する隣接展開攻撃(Adjust Deployment BT Attack for Off-Road)
      2. 「路上移動(Mv.mode:ON Rail or Road)」により、攻撃側侵入不可能BT内での路上攻撃(Non Attacker Entries BT off-road: Attacker on-road)
         ⇒隣接ヘクス路上に対する隣接路上正面BP攻撃 (Adjust On-Road Front Attack)
   2. 防御部隊のいるヘクスに対して侵入不可能な部隊は陸上攻撃はできず、「隣接準備砲撃」しかできない。
      • ex:道路で繋がっていない山岳へクスへの「隣接攻撃」を想定する。山岳部隊は侵入可能であり、通常攻撃も隣接準備砲撃の両方の攻撃が行える。機械化部隊は侵入不可能であり、隣接攻撃はできず、隣接準備砲撃のみが行える。
   3. 侵入不可能ヘクスサイドを越えては、陸上攻撃も隣接準備砲撃もできない。
   4. ヘクスサイドの「河川」を越えての攻撃は、通常の陸上戦闘の範囲内であり、上陸用舟艇は必要ない。隣接準備砲撃も可能である。
   5. ヘクスサイドの 「海峡」を越えての攻撃は、「強襲上陸」となり、上陸用舟艇が必要となる。隣接準備砲撃も不可能である。そのため、部隊はそのようなヘクスに移動した時点で、東岸：Eastern Coast・西岸：Western Coast・南岸：Southern Coast・北岸：Northern Coastの岸、あるいは中央部：Central等、いずれの位置にあるのかを明確にしておく必要がある。「ブロックヘクスサイド」の記入は「移動や戦闘を明確に禁止すべき状況」に限られている事に注意して欲しい。
   6. 自軍行動ステップにおいては、「移動」あるいは「攻撃」のどちらかしかできない(例外：「同一ヘクス戦闘」)。つまり、「隣接ヘクスで移動を終えた部隊」は同一の自軍行動ステップでは隣接攻撃を行うことができない。
      1. 隣接攻撃を行うことができるのは、「自軍行動ステップ開始時」に敵部隊と隣接状態にある部隊に限られる。
      2. 隣接攻撃は、自軍行動ステップの最初に解決する必要はない。「他の部隊が移動を終えてから、隣接攻撃を解決する」こともできる。つまり、防御部隊への隣接攻撃が可能であれば、「他の部隊による同一ヘクス戦闘」との「協同攻撃」も可能である。
      • ex:道路で繋がっていない山岳へクスへの攻撃を想定する。山岳部隊は侵入可能であり、自軍行動ステップにおいて陸上移動により山岳ヘクスBTへと侵入し、「同一ヘクス戦闘」を強要することにした。同一自軍行動ステップ開始時に山岳ヘクスに隣接するヘクスにある機械化部隊は侵入不可能であるが、機械化部隊による「隣接準備砲撃」を、山岳部隊の「同一ヘクスBT攻撃」との「協同攻撃」として解決することができる。
        
2. 互いが同一ヘクスにある場合、ヘクス内のどの位置に存在するのかをそれぞれ明確にしなければならない。ヘクス内の部隊位置を決定づける要素は、ヘクスの基礎的地形(BT)、ヘクス内の拠点(BP)、道路や鉄道の有無、である。
   1. ヘクス内の部隊の位置確認のタイミングについては次のようにする。
      1. 攻撃側プレイヤーは、自軍プレイヤーターンのどの時点においても、防御側プレイヤーに対して各ヘクスのスタック内容と各ユニットの位置状況を確認することができる。確認済み部隊が移動するまでその位置を維持する。その位置について記録するあるいは自作マーカーで明示するなど、その後の方法は問わない。
      2. 防御側プレイヤーは、攻撃側プレイヤーが各スタックの移動終了を宣言した時点で、攻撃側プレイヤーに対して各ヘクスのスタック内容と各ユニットの位置状況を確認することができる。確認済み部隊が移動するまでその位置を維持する。その位置について記録するあるいは自作マーカーで明示するなど、その後の方法は問わない。
   2. ヘクス内に「拠点(BP)」がある場合、各側部隊について「BP内」にあるのか、あるいは「BT内に展開」しているのかを担当プレイヤーが決定しなければならない。確認済み部隊が移動するまでその位置を維持する。
      1. 部隊が侵入可能なBTであるならば、部隊はBTに存在することができる。
      2. 部隊が侵入不可能なBTであるならば、部隊は自動的に「BP内にいる」と見なされる。複数のBPが存在する場合、いずれか一つのBPを選択すること。例えば、「路上」とともに「都市」がある場合には、「路上での路上防御」あるいは「都市での拠点集中防御」のいずれか一つを防御側プレイヤーが選択する。
   3. ヘクス内に「道路/鉄道」がある場合、部隊について「路上」にあるのか、あるいは「BTに展開」しているのかを、担当プレイヤーが決定しなければならない。確認済み部隊が移動するまでその位置を維持する。
      1. 防御側部隊が侵入可能なBTであるならば、防御側部隊は「緊急展開防御」を行うことができる。「緊急展開防御」により、防御側部隊はBTへと位置変更となり、「同一ヘクス内BT戦闘」を強要できる。
      2. 部隊が侵入不可能なBTであるならば、部隊は自動的に「路上にいる」と見なされる。
         1. 路上にある防御部隊は「路上側面防御」となって対する攻撃側部隊は「路上側面攻撃」となる。
         2. 路上にある攻撃部隊は、BTへの侵入が不可能であり、BTへの攻撃はできない。
         • ex:道路の存在する山岳へクスでの同一ヘクス内戦闘を想定する。
         • 　路上にある山岳部隊にとって、侵入可能BTであり、「緊急展開防御」が可能である。
         • 　しかし、路上にある機械化部隊にとっては侵入不可能BTであり、「路上側面防御」を行わなければならない。
   4. ヘクス内に「市街地」がある場合、「市街地での近接拠点集中防御」を防御側プレイヤーが選択することができる。「市街地での近接拠点集中防御」を選択した場合、「同一ヘクスBP戦闘」となり、「市街戦」となる。
      • ex:G5421:WARSAW:ワルシャワでの戦闘を想定する。
      • 　G5421:WARSAW:ワルシャワにあるポーランド軍は、「ワルシャワ市街地での近接拠点集中防御」を宣言することにより、「ワルシャワ市内での同一ヘクスBP戦闘＝市街戦」をドイツ軍に対して強要できる。
   5. ヘクス内に「河川」がある場合、「河川」を越えての攻撃は、通常の陸上戦闘の範囲内であり、上陸用舟艇は必要ない。隣接準備砲撃も可能である。そのため、侵入部隊はそのようなヘクスに侵入した時点で、東岸：Eastern Coast・西岸：Western Coast・南岸：Southern Coast・北岸：Northern Coastの岸、あるいは中央部：Central等、いずれの位置にあるのかを明確にしておく必要がある。部隊が移動するまでその位置を維持する。「ブロックヘクスサイド」の記入は「移動や戦闘を明確に禁止すべき状況」に限られている事に注意して欲しい。
      • ex:B5431ヘクス内にはリムフィヨルド運河（ゲーム上は「大河川」に相当）が存在する。 Aalborg:オールボーの町や港は南岸にあり、飛行場は北岸にある（それぞれが修正済み地図に追加されている）。加えて、この南北を結ぶ鉄道橋も存在している。ドイツ軍空挺中隊は、北部の飛行場占領に向けて降下した。ゲーム上は、「空挺中隊は北部の飛行場に降下」と宣言する必要がある。
        
   6. ヘクス内に「海峡」がある場合、「海峡」を越えての攻撃は、「強襲上陸」となり、上陸用舟艇が必要となる。準備砲撃も不可能である。そのため、部隊はそのようなヘクスに侵入した時点で、東岸：Eastern Coast・西岸：Western Coast・南岸：Southern Coast・北岸：Northern Coastの岸、あるいは中央部：Central等、いずれの位置にあるのかを明確にしておく必要がある。部隊が移動するまでその位置を維持する。「ブロックヘクスサイド」が記入は「移動や戦闘を明確に禁止すべき状況」に限られている事に注意して欲しい。
      
      • ex: オスロも、ナルヴィクも、「海峡」最深部の港である。「海峡越しの通常戦闘を禁止」する意味で、その周辺に「ブロックヘクスサイド」が記入されている。「複雑な海峡での戦闘」については、5番目の定義によって「ブロックヘクスサイド」の記載ミスや不記載への対応ができるだろう。
        　例えば、オスロ前にしたB6125=F0125ヘクスには一切「ブロックヘクスサイド」が記載されていない。東岸と西岸では、その後の陸上移動においてどのような移動経路を取るのかは全く異なる。フォルネブ飛行場は西岸に存在している。西岸のフォルネブ飛行場を占領した部隊は、オスロ：F0224には平地で直接隣接していることからB6125=F0125→F0224の移動も、隣接攻撃も可能である。東岸に部隊が位置するとした場合、B6125=F0125→F0225→F0224と移動しなければならない(隣接していない)と地形から判断されることから、移動には遠回りを余儀なくされ、B6125=F0125→F0224の攻撃もできない。
      • 　これまでの結果から、ヘクス内の各拠点について正確な位置を個別にできるだけ反映させなければならなくなった。このことが「修正済みデンマーク領域試作地図:第４-6版」に活かされている。例えば、C5808のボーンヘルム島にはボーンヘルム空港とレンネ港を追加した。ボーンヘルム空港は島中心部近くにあり、レンネ港は南西端にある。できるだけ実際の近い位置に記載し、「レンネ港は北部の港ではない」ことが判るように注意して配置したつもりである。
        
   7. 攻撃部隊が防御側部隊のいる同一ヘクス内への侵入/存在する方法は次の通りである。
      1. 「展開移動(Dp.mode:No-Rai or No-Road)」による、侵入可能BTへの侵入(Attacker Entries BT off-road: Attacker off-road)を行う
         
      2. 「路上移動(Mv.mode:ON Rail or Road)」により、攻撃側侵入不可能BT内での路上での侵入(Non Attacker Entries BT off-road: Attacker on-road)を行う
         
      3. 攻撃側が「空挺降下」を行う⇒「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」
         
      4. 攻撃側が「強襲上陸」を行う⇒「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」
         
      5. 敵軍行動ステップに同一ヘクス内に侵入され、その戦闘解決後、続く自軍行動ステップにおいても引き続き同一ヘクスに存在し続けている。この時点において、攻撃側と防御側が入れ替わることに注意して欲しい。
         
   8. 「同一ヘクス内BT/BP戦闘｣の持続と離脱
      1. 「同一ヘクス内BT/BP戦闘｣発生を示すため、該当ヘクスに「CCマーカー」を配置すること
      2. 「同一ヘクス内BT/BP戦闘｣は、「攻撃側部隊/防御側部隊のどちらかが完全に消滅する」、あるいは攻撃側部隊/防御側部隊の「どちらかがBTから離脱する」まで「BT戦闘状態が持続」する。
      3. 「同一ヘクス内BT/BP戦闘｣から離脱するには、戦闘後後退/前進あるいは通常の陸上移動によって「隣接ヘクス内BT/路上」へと移動するしか方法はない。

戦場の非対称性

• ex1:道路で繋がっていない山岳へクスへの「隣接攻撃」を想定する。機械化部隊は侵入不可能であり、隣接攻撃はできず、隣接準備砲撃のみが行える。しかし、その後の山岳ヘクスからの攻撃(反撃)は、機械化部隊に対して制約のない隣接攻撃として行える。
• ex2:道路の存在する山岳へクスでのBTにある山岳部隊と路上にある機械化部隊の同一ヘクス内戦闘を想定する。BTにある山岳部隊にとっては展開可能BTであり、路上にある機械化部隊にとっては侵入不可能BTである。山岳部隊からの機械化部隊に対する攻撃は「近接路上側面攻撃」であり、機械化部隊から山岳部隊への攻撃は「近接路上正面攻撃」となる。

攻撃力の算定

• ex.道路で繋がっている山岳BTへクスへの攻撃を想定する。山岳部隊は道路を用いなくても侵入可能であり、「展開攻撃」が可能である。機械化部隊は道路による攻撃となり、「路上正面攻撃」が可能である。いずれの部隊も、準備砲撃を選択することも可能であり、「山岳部隊が展開攻撃」を行うと同時に「機械化部隊が準備砲撃」を行うことも可能である。
  

防御力の算定

• ex.道路が存在する山岳BTへクスでの防御を想定する。山岳部隊は山岳BTへの展開が可能であり、「展開防御」・「緊急展開防御」・「路上防御」のいずれもが可能である。機械化部隊は道路上での「路上防御」のみとなる。両者が混在する場合、部隊兵科個別に防御隊形を判断し、合計防御力を算出することに注意すること。

複数ユニット・複数へクスの交戦

隣接ヘクス戦闘と戦闘解決のタイミング

1. 「行動ステップ開始時に隣接するヘクスに存在する敵部隊」に対し、侵入/接敵可能な部隊のみが隣接攻撃できる。
2. 同一ヘクスにある友軍部隊でも、全ての部隊が攻撃に参加するとは限らない(［11.22］分割攻撃)。攻撃に参加しなかった部隊も、その隣接攻撃結果に関して次のような影響を受ける。
   1. 攻撃に参加しなかった部隊は、戦闘後前進に加わることができない。
   2. 攻撃に参加しなかった部隊は戦力低下の影響を受けることはない。
   3. 攻撃に参加した部隊が後退する場合、同一ヘクスにある全友軍部隊が後退しなければならない。そのため、攻撃に参加しなかった部隊もともに後退しなければならず、攻撃に参加しなかった部隊も後退終了した時点でアクション終了とみなす。
   4. 「攻撃」を終了した部隊は、アクション終了とみなされ、同一行動ステップ内で移動することができない。
      
3. 陸上・海上・航空のいずれかの方法で、それぞれの許容移動力の範囲内で部隊の移動を行える。「移動」を終了した部隊は、「同一ヘクス戦闘」を除き、同一行動ステップ内で攻撃することができない。「敵部隊と隣接するヘクス」で移動を終えたとしても、同一行動ステップ内での攻撃ができないことに注意すること。
   
4. 「攻撃を受けた部隊」は、戦闘結果に基づいて後退や戦力低下を行わなければならない。同一行動ステップ内に、再び攻撃を受ける可能性は常に存在する。

• 　特殊な例として強襲上陸と隣接ヘクスへの空挺降下を想定する。ゲーム上、それぞれの移動は、全く別のものとして、別のタイミングで行わざるを得ない。しかし、「現実としては、それぞれの移動や攻撃は『軍事的な勝利を目指した適切な順序』で行われている」と考えるべきである。そこで、空挺降下と強襲上陸の移動順序に関係なく、次のような攻撃解決のタイミングを考えることができる。
  
  1. 「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」を先に解決して、強襲上陸隣接ヘクス内の防御部隊の排除と、強襲上陸部隊のあるヘクスの防御部隊の退却路を遮断を目指す。その後に「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」を解決する。
  2. 「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」を先に解決して、後退してきた敵部隊を含めた同一ヘクス内敵部隊に対して「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」を解決する。
  3. 強襲上陸部隊と空挺降下部隊が隣接へクスにあるにしても、それぞれ自身のいるヘクスにある敵部隊に対する攻撃を強制されるため、複合攻撃は行なえない 。
     

同一ヘクスBT/BP戦闘と戦闘解決のタイミング

1. 「同一ヘクス戦闘」とは、「単一行動ステップ内で敵部隊のいるヘクス内に侵入した部隊」によって行われる戦闘である。侵入には以下の方法がある。攻撃解決の詳細は、それぞれのルールを参照すること
   1. 「展開移動(Dp.mode:No-Rai or No-Road)」による、侵入可能BTへの侵入(Attacker Entries BT off-road: Attacker off-road)を行う
      
   2. 「路上移動(Mv.mode:ON Rail or Road)」により、攻撃側侵入不可能BT内での路上での侵入(Non Attacker Entries BT off-road: Attacker on-road)を行う
      
   3. 攻撃側が「空挺降下」を行う⇒「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」
      
   4. 攻撃側が「強襲上陸」を行う⇒「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」
      
   5. 敵軍行動ステップに同一ヘクス内に侵入され、その戦闘解決後、続く自軍行動ステップにおいても引き続き同一ヘクスに存在し続けている。この時点において、攻撃側と防御側が入れ替わることに注意して欲しい。
      
2. 「同一ヘクス戦闘」は単独で直ちに解決する必要はなく、他の攻撃可能な部隊と協同攻撃を行うことができる。例えば、行動ステップ開始時より敵軍部隊に隣接した状態にある友軍部隊」があり、その敵軍部隊がいるヘクスに空挺降下を行ったとしよう。「行動ステップ開始時より隣接ヘクスにある友軍部隊」が攻撃可能であれば、その友軍部隊の攻撃力と空挺部隊の攻撃力を合算して攻撃(複数ヘクスからの協同攻撃)とすることもできる。
   

• 　特殊な例として同一ヘクスへの強襲上陸と空挺降下を想定する。ゲーム上、それぞれの移動は、全く別のものとして、別のタイミングで行わざるを得ない。しかし、「現実としては、それぞれの移動や攻撃は『軍事的な勝利を目指した適切な順序』で行われている」と考えるべきである。そこで、空挺降下と強襲上陸の移動順序に関係なく、次のような攻撃解決のタイミングを考えることができる。
  
  1. 「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」のみを先に解決する。
     1. 「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」解決後も後退せずに残った敵部隊があっても、空挺降下を行うことはでき、「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」を行わなければならない。「強襲上陸はすでに行動終了状態」にあり、強襲上陸部隊との協同攻撃とすることはできない。*
     2. この「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」解決後も後退せずに残った敵部隊に対して、次の自軍行動ステップにおいて 強襲上陸部隊と空挺降下部隊との協同攻撃を行わなければならない。
  2. 「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」のみを先に解決する。
     1. 「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」解決後も後退せずに残った敵部隊があっても、強襲上陸を行うことはでき、「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」を行わなければならない。「空挺部隊はすでに行動終了状態」にあり、空挺部隊との協同攻撃とすることはできない。*
     2. この「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」解決後も後退せずに残った敵部隊に対して、次の自軍行動ステップにおいて 強襲上陸部隊と空挺降下部隊との協同攻撃を行わなければならない。
  3. それぞれの移動終了後、強襲上陸部隊による「強襲上陸同一ヘクスBP/BT攻撃」と空挺降下部隊による「空挺降下同一ヘクスBP/BT攻撃」を同一ヘクスにある敵部隊に対する「協同攻撃」として解決する。

• * ：このことは「同一行動ステップにおいて防御側部隊が複数回の攻撃を受ける可能性」を示している。これと同様な状況は、「通常の陸上移動との組み合わせ」でも起こり得る。同様に処置すること。
  

CMMおよびCMSの二次利用について

• 今回公表したCMMおよびCMSについて、ホームページ化したことによって著作権を放棄するものではなく、全ての権利を留保します。そのため「商業的な利用」は禁じます。許可無く商品化し、販売しないでください。インターネットやSNS等での再配布を禁じます。
• 「内容はそのままで、デザインの一部を変更しただけの二次的著作物」を作成し、商品化し、販売する事を禁じます。
• ダウンロードは自由に行ってかまいません。しかし、インターネットやSNS等での再配布を禁じます。
• CMMおよびCMSに基づく「追加ルール」や「新シナリオOOBとシナリオ用特別ルール」は誰もが自由にHome Maid Ruleとして作成し、公表していただいてかまいません。但し、Home Maid Rule作成者は事後の質問対応などを自ら行ってください。このホームページで公表した内容に関するものついてのみ質問対応を行います。
• 全く別の新しいCMMおよびCMSを作製することは妨げません。但し、Home Maid Rule作成者は事後の質問対応などを自ら行ってください。このホームページで公表した内容に関するものついてのみ質問対応を行います。

• 新たなゲームターン構成
• 制圧地域:Zone Of Control(ZOC)
• 新たな「戦闘結果表(CRT)」
• 新たな「地形効果表(TEC)」